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インプラント手術の流れを完全解説|初診から治療完了まで

インプラント治療を検討されている方にとって、「どのような流れで治療が進むのか」「手術は痛いのか」「通院回数はどれくらいか」といった疑問は尽きませんよね。

当院では、オステムデジタルセンターとの連携による高精度シミュレーションと、オステムワンガイドを使用したガイドサージェリーにより、精度と安全性を最優先にした治療を提供しています。

この記事では、初診カウンセリングから治療完了、そして術後メンテナンスまで、インプラント治療の全工程を時系列で詳しく解説します。

インプラント手術の流れ1:初診カウンセリング

インプラント治療において、最も重要なのは患者様との対話です。

初診では、患者様のお悩みやご要望をじっくりと伺います。「入れ歯が合わない」「健康な歯を削りたくない」「しっかり噛める歯が欲しい」など、お一人おひとりの状況は異なります。

当院では、治療方法、治療期間、費用、メリット・デメリットについて、丁寧にご説明いたします。どんな些細なことでも、遠慮なくご質問ください。疑問や不安を解消し、安心して治療を始められるようサポートいたします。

この段階では、患者様の全身状態や服用中のお薬、生活習慣なども確認します。インプラント治療は外科手術を伴うため、全身の健康状態を把握することが不可欠です。

インプラント手術の流れ2:精密検査と診断

カウンセリング後、インプラント治療が可能かどうか、また最適な治療計画を立てるために精密検査を行います。

CTスキャンと口腔内スキャナーによるデータ収集

当院では、CTから得られたDICOMデータと、口腔内スキャナーから得られたSTLデータをオステムデジタルセンターに送信します。

これにより、使用予定のインプラントのデータが反映された極めて高精度なシミュレーションデータを製作できます。患者様ごとの顎の骨の硬さや形状、神経の配置などを詳細に確認しながら、インプラントの適した埋入位置を診断します。

骨の状態や追加の処置(骨移植など)が必要な場合は、この段階で判明します。骨造成が必要な場合、治療期間はさらに4〜5ヶ月程度延びることがあります。

治療計画の立案と説明

精密検査の結果をもとに、具体的な治療計画を立案します。

インプラントの本数、埋入位置、手術方法、治療期間、費用など、すべての詳細をご説明します。画像や模型を使いながら、わかりやすくお伝えしますので、ご安心ください。

治療計画にご納得いただけましたら、次のステップへ進みます。

インプラント手術の流れ3:手術前の準備

手術日が決まったら、事前準備を行います。

オステムワンガイドの製作

製作されたシミュレーションデータを基に、高精度なサージカルガイドであるオステムワンガイドを製作します。

骨の硬さは一様ではなく、人の歯茎には目印がついていません。当院では、インプラント植立手術において特に精度と安全性に拘り、自信を持ってオステムワンガイドを使用しております。

ガイドサージェリーにより、計画通りの位置・角度・深さでインプラントを埋入できるため、手術の安全性が飛躍的に向上します。

セデーション(静脈内鎮静法)のご案内

セデーション(静脈内鎮静法)は、インプラントのオプション治療の中でとても人気が高く、ほぼ95%以上の方がお選びになられております。

麻酔専門医との協力により、セデーション(静脈内鎮静法)下でのインプラント手術を実施しています。治療中は、歯科医師とは別の麻酔科専門医が全身の状況を常に監視しながら状況をコントロールします。

血圧が高い方や手術に不安を感じる方、リラックスして治療を受けたい方、または嘔吐反射が強い方などに特にお勧めです。

インプラント手術の流れ4:手術

いよいよ手術当日です。

局所麻酔とセデーションの実施

手術は局所麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じません。セデーションを選択された場合は、うとうとした状態で手術を受けられます。

術後に軽い腫れや痛みを感じることがありますが、通常数日で治まります。

インプラント体の埋入

オステムワンガイドを使用し、計画通りの位置にインプラント体を埋入します。

当院で使用するオステムハイオッセンインプラントは、非常に高い品質を誇り、世界最高水準の品質と競争力で、アジア・太平洋地域で1位、世界4位のインプラント専門企業で製作されています。

チタン製で生体適合性が高く、骨としっかり結合するため、自然な歯と同じようにしっかりと機能します。

再生医療(CGF、AFG)の適用

当院では、インプラント手術後の治癒を促進させるため、再生医療(CGF、AFG)を採用しています。

これは、採血した静脈血(約40ml程度)から遠心分離により得られる高濃度の血小板や白血球、成長因子を含んだ濃縮血小板フィブリンゲルです。

組織の治癒促進能力が優れており、完全自己血由来でアレルギー反応の心配が無いので安全性が高く、低コストであり、非常に有用です。

インプラント手術の治癒期間

インプラント手術後、顎の骨とインプラントがしっかりと結合するまでの治癒期間を設けます。

治癒期間の目安

治療期間は個人差がありますが、通常はインプラント手術後に2〜6ヶ月の治癒期間を設けます。

上顎の治療期間は2ヶ月〜4ヶ月、下顎の治療期間は2ヶ月〜3ヶ月が目安です。

この期間中、インプラント体と骨が結合する「オッセオインテグレーション」が進行します。この過程は、インプラントの長期的な成功に不可欠です。

オステムIS3による安定性測定

当院では、オステムIS3という触れずに測定できるインプラント安定性測定器を使用しています。

ISQ値(インプラント安定指数)を測定し、植立したインプラント体の安定性を評価します。この評価に基づき、インプラントの荷重タイミングを計画することができます。

初期段階から安定している場合、通常の待機期間を短縮し、早期に荷重をかけることが可能となり、治療期間の短縮につながり、早期の咀嚼機能の回復を促進します。

治癒期間中の注意点

術後は、数日間は固い食べ物や刺激物を避ける必要があります。また、術後の1週間程度はアルコールや喫煙を控えることを推奨します。

過度な飲酒や喫煙、激しい運動は、インプラントとあごの骨の結合に悪影響をもたらす可能性があるため避けましょう。細菌感染による炎症のリスクを軽減できるよう、傷口にはできるだけ触らないようにします。

インプラント手術の流れ5:上部構造の装着

治癒期間が終了し、インプラントと骨がしっかり結合したら、いよいよ人工歯を装着します。

アバットメントの装着

まず、インプラント体と上部構造(人工歯)を連結するアバットメントを装着します。

当院では、患者様の口腔内の状況に応じて、アバットメント(33,000円/歯)またはマルチアバットメント(44,000円/歯)を使用します。

上部構造(被せ歯)の製作

患者様の歯の色や形に合わせたオーダーメイドの人工歯を製作します。

上部構造費用は、前歯が99,000円、臼歯が77,000円です。また、素材によって以下のオプションがあります。

見た目にも非常に自然で、違和感が少ないため、審美性を重視する方にとっても理想的な選択肢となります。

最終的な装着と調整

製作した上部構造を装着し、噛み合わせを細かく調整します。

この段階で、患者様に実際に噛んでいただき、違和感がないか確認します。必要に応じて微調整を行い、快適な状態に仕上げます。

インプラント手術の流れ6:術後メンテナンス

インプラントを長持ちさせるには、適切なメンテナンスが欠かせません。

定期的なインプラントメンテナンス

インプラントも天然歯と同様に、日々のブラッシングとフロッシングが必要です。また、定期的なインプラントメンテナンスを受けていただき、インプラントの詳細なチェックを受け、専門に訓練を受けた歯科衛生士のプロフェッショナルクリーニングとアドバイスを受けることで、インプラントの健康を維持できます。

当院のインプラントメンテナンスは5,500円です。

インプラント周囲炎の予防

ケアを怠ると、インプラント周囲炎や骨の吸収が起こり、インプラントの安定性が損なわれる可能性があります。

定期的なメンテナンスにより、これらのトラブルを未然に防ぐことができます。適切なケアを行えば、当院でのインプラントは長年に渡りいい状態を保つことができます。

インプラント10年保証制度

当院では、ガイドデント株式会社との業務提携により、万が一インプラント体の脱落や破折、上部構造の破損が発生した場合、保証期間10年間以内で一度、無償で再治療を行います。

患者様に安心して治療を受けていただけるよう、充実した保証制度を整えています。

よくある質問

Q. インプラント治療は痛いですか?

A. 手術は局所麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じません。術後に軽い腫れや痛みを感じることがありますが、通常数日で治まります。

Q. インプラントは誰でも受けられますか?

A. 基本的には多くの方が受けられますが、全身疾患や骨の状態によっては適さない場合もあります。詳しくはカウンセリングでご相談ください。

Q. インプラントの寿命はどのくらいですか?

A. 適切なケアを行えば、当院でのインプラントは一般的に20年以上保ちます。定期的なインプラントのメンテナンスが重要です。

Q. インプラント治療後に何か制限はありますか?

A. 術後は、数日間は固い食べ物や刺激物を避ける必要があります。また、術後の1週間程度はアルコールや喫煙を控えることを推奨します。

Q. インプラントの手入れはどのようにすればいいですか?

A. インプラントも天然歯と同様に、日々のブラッシングとフロッシングが必要です。また、定期的なインプラントメンテナンスを受けていただくことで、インプラントの健康を維持できます。

まとめ:インプラント手術の流れ

インプラント治療は、初診カウンセリングから精密検査、手術、治癒期間、上部構造装着、そして術後メンテナンスまで、複数のステップを経て完了します。

当院では、オステムデジタルセンターとの連携による高精度シミュレーションと、オステムワンガイドを使用したガイドサージェリーにより、精度と安全性を最優先にした治療を提供しています。

通院回数は4〜8回程度、治療期間は2〜6ヶ月が目安ですが、骨造成が必要な場合はさらに時間がかかることがあります。

インプラント治療に関するご不安やご質問がございましたら、お気軽に池田歯科医院へご相談ください。

著者情報

池田 丈博

所属学会・資格

  • IDIAインプラント学会認定医
  • 日本歯科先端技術研究所所属
  • 日本口腔インプラント学会所属
  • 日本顎咬合学会所属
  • Fundacion Dr Garg:3Day Live patient Post Graduate course in Dominican Republic 修了
  • 2019 AII(Advanced Implant Institute of Japan)外科実習・ライブオペ6日間コース修了
  • 2020 AII(Advanced Implant Institute of Japan)外科実習・ライブオペ6日間コース
  • 日本口腔インプラント学会認定講習会(100時間セミナー)修了
  • JIADS PerioコースおよびDGPコース修了
  • OSSTEM OneGuideコース、GBR、Sinus Basicコース修了
  • SBC歯周形成外科コース、Sinus Approachコース修了
  • ILSC即時荷重研究会所属
  • マイクロスコープハンズオンセミナー修了
  • 日本口腔外科学会所属
  • 日本口腔内科学会所属
  • 嵌植義歯研究会所属
池田歯科医院

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